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第1章キーボードを押しにくい

コンピュータは、通常、キーボードを通じて命令やデータを入力します。しかし、様々な理由によりキーボードが押しにくい場合があります。ここでは、以下の6つのケースに分け、それぞれの解決手段を紹介してみます。

キーボードの一部にしか手が届かない場合

筋力が低下する、あるいは、運動麻痺等の様々な理由により、キーボードの一部は押さえられるが、少し離れた隅のキーを押さえることが出来ない場合があります。

この問題の解決には、以下の3つの方法が考えられます。


●解決方法1: 小型キーボードの利用

図5に示したような小型のキーボードを用いる方法です。これによって、隅にあって押しにくかったキーも手元で押せるようになります。小型キーボードには障害を持つ人専用に開発された製品と、一般のパソコンショップでも入手可能なものがあります。


[説明の絵]
図5. 小型キーボード

●解決方法 2 : キーの割り付け変更

キーの割り付け変更を行うことで、必要なキーを届きやすい位置に変更するのも1つの方法です。


●解決方法 3 : オンスクリーンキーボードとポインティングデバイスの利用

また、オンスクリーンキーボードとマウスあるいはトラックボールを併用するのも1つの方法です(図6)。オンスクリーンキーボードは、装置ではなく、図6に示したように、テレビモニター上に表示するキーボードで、このキーを手元のマウスあるいはトラックボールを通じて選択出来るようになっています。オンスクリーンキーボードの多くは、容易にキーの配列を変更できますから、個人にあわせたキーボードの設計が可能です。



[説明の絵]
図6. オンスクリーンキーボードの例