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第3章キーボードやマウスの操作が出来ない


重度運動障害を持つ場合、第1章及び第2章で説明した方法でもキーボードやマウスの操作が困難な時があります。この場合、1つ、あるいは、2つのスイッチやセンサーを作動させる随意性が残っていれば、コンピュータを操作することが出来ます。この方法については、符合化法(Enconding Method)と走査法(Scanning Method)があります。

また、音声を使ってコンピュータを操作する技術も確立されつつあります。

(3-3)スイッチにより直接的にキーボードやマウスの操作を行う場合(キーボードナビゲーション機能)

キーボードやマウスの代わりにスイッチを用いてパソコン操作を行うことができます。パソコンにスイッチを接続するためには、スイッチインターフェースが必要です。
スイッチインタフェースを用いれば、キーボードの特定のキーやマウス機能などの任意の操作をスイッチに割り当てることができます。

例えば、二つのスイッチを使用することができれば、ひとつのスイッチにキーボードの「Tabキー」を、もうひとつのスイッチにキーボードの「Enter」キーを割り当てることで、インターネットブラウザを閲覧することもできます。

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