第3章キーボードやマウスの操作が出来ない
重度運動障害を持つ場合、第1章及び第2章で説明した方法でもキーボードやマウスの操作が困難な時があります。この場合、1つ、あるいは、2つのスイッチやセンサーを作動させる随意性が残っていれば、コンピュータを操作することが出来ます。この方法については、符合化法(Enconding Method)と走査法(Scanning Method)があります。
また、音声を使ってコンピュータを操作する技術も確立されつつあります。
(3-4)音声でコンピュータを操作したい場合
Windowsでは「コルタナ」、macOSでは「Siri」という音声認識アプリが標準で備わっています。それらを用いれば音声入力でコンピュータの操作が可能になります。
音声入力技術は、コンピュータのコマンドを音声で実行させる他に、文字入力も高い精度で実現するようになってきています。
しかし、残念ながら言語障害のある人の利用にはまだ実用レベルには達していないのが現状です。
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