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第12章コンピュータ操作が理解できない


文字を知らない人々にとって、これまでの文字をベースにしたコンピュータは利用しにくいのが現状でした。しかし、GUIといったグラフィックベースの利用環境への移行と共に、文字の読めない人々がコンピュータを利用できる環境が整いつつあります。例えば、文字を知らない幼児が、マウスを操作して自分の好きなコンピュータゲームを選択する光景は決して珍しいものではありません。

ただ、利用しやすいアイコンの整備等、知的障害や発達に遅れのある人々の利用環境の整備が今後の課題として残されています。例えば、子供向けのいくつかのソフトウェアには、子供達がコンピュータの他のモードに間違って入り込むのを防ぐ機能を持たせたものがあります。人によっては、画面のモードが変わると元の画面に自分で戻せない人もいますから、こういった工夫もアクセシビリティの重要な要素です。フリーウェアやシェアウェアの中にはメニューバーを隠したり出来るものがあります。知的障害を持つ場合、キーボードやマウスと画面の関係が理解しにくいことがあります。この場合、タッチスクリーンを利用すると、その対応関係が理解できる場合もあります。タッチスクリーンは「2-4:マウスの操作と画面上のポインターの動きの対応が理解できない場合」の項で紹介しています。


視覚障害を持つ場合は、パソコン操作を学ぶという点で高いバリアがあり、支援者養成が求められています。


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