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第17章 電話

[挿絵]

ここでは、以下のような理由により電話をすることに困難がある人の解決方法について述べていきます。


(17-1) 電話の操作が出来ない場合

大きめのボタンを持った電話を利用する方法もあります。全く操作が出来ない人の場合には、1スイッチで操作できる電話や環境制御装置の中に発信・受信機能をもったものがあります。これらについては、「第19章:環境制御」の項を参照して下さい。

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(17-2) 電話のボタンが見えない場合

大きめのボタンを持った電話を利用する方法もあります。また、ボタンに点字表示をするのも1つの方法です。

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(17-3) 声が出ない場合

音声出力機能を持ったコミュニケーション・エイドがあります。それらの製品については、「第16章:コミュニケーション」の項を参照して下さい。


(17-4) 相手の声を聞きにくい場合

受話器の音量を拡大するための装置や文字・画像を利用出来る装置があります。

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(17-5) 電話の呼び出し音が分かりにくい場合

呼び出し音を振動や光で知らせてくれるものがあります。

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(17-6) 受話器を持つことが出来ない場合

電話のスピーカー通話(ハンズフリー)機能を活用する方法があります。また、受話器を支えるための装置が市販されています。

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